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痛風発作の痛みを抑える方法

「風が吹いても痛い」の名の由来の通り、激痛が特徴の痛風発作ですが、適切な対処で多少は痛みを和らげることができます。
ここでは、その痛風発作の痛みを和らげるあらゆる方法を解説していきます。


簡単に出来る基本的な方法

痛風発作が起きた際に、特殊なものを使わずに直ぐ出来る、とてもシンプルで基本的な方法です。


1.患部を冷やす

湿布で患部を冷やす

痛風発作の痛みの原因は、患部に血液中の白血球が集まりすぎたため起きる炎症によるものです。

したがって、冷やすことで血液を流れを抑制し白血球の活動を抑えることが重要です。

湿布などがあればそれで、なければ水や氷などを利用してとにかく患部を冷やしてください。

2.患部を心臓より高くする

足を上げて、患部を心臓より高くして横になる男性

上記の「患部を冷やす」と同様の理由で、患部を心臓より高く上げてください。
これにより、血液の流れを抑制し、白血球の活動を抑えます。

身体を横にしてクッション等で患部を持ち上げたり、椅子に座っている状態であれば、机の上等に脚を乗せ、心臓より高い位置にした状態で患部を固定します。

3.安静にする

ベッドで横になる安静にする男性

患部を動かしたり、触ったりしてはいけません。こちらも上記同様、血流を促す結果となり痛風発作の痛みを助長する結果となります。
もちろん、マッサージなどは厳禁です。



効果の高い方法

上記の3点が痛風発作が起きた時に、すぐにするべき基本的な対処法となります。
それ以外にも、あまり知られていませんが、おおきな消炎効果のある方法がありますのでそちらを解説していきたいと思います。


生の玉ねぎを水にさらさずそのまま食べる

玉ねぎ
▲玉ねぎは抗炎症作用がとても高い

生の玉ねぎに含まれている、硫化アリルの抗炎症作用を利用した対処法です。
「水にさらさず」というのは、クェルセチンは水に溶けだししまう性質があるので、それを防ぐのにそのまま食べることが重要です。
しかし生のたまねぎをそのまま食べるのは、胃腸への負担がとても大きいので注意が必要です。

ちなみに、クェルセチンが多く含まれる、別の食材として、「ケッパー」や「モロヘイヤ」、「チャノキ(お茶)」、「リンゴ」、「クランベリー」「ラズベリー」等があります。

止痛、消腫効果のあるサプリメントを服用する

ケルセチン化学式
▲痛風ほか、生活習慣病に効果が高いケルセチン

上記の生玉ねぎに含まれる「ケルセチン」の様な、止痛、消腫効果のある成分を濃縮したサプリメントを利用する。

そのような錠剤は各社から販売されていますが、痛風発作による痛みにはステロイド配糖体である「サポニン」を主成分として尿酸の除去ができる【白井田七 】という製品がオススメです。(参照:痛風に良い成分)


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